No.2-海外担当の方へ(仕事で使う英語):

HASHIMOTOYA

今回は2回目、「催告と通知」です。

どの様なシチュエーションで主につかわれているかを示すため、次の省略を使用している場合がありますのでご注意ください。
  ”bz” – 主にビジネスの交渉・メール等で使われるもの
  ”ag” – 契約書や覚書で殆ど使用されているもの

催告と通知

日本における、催告または催告書とは一般的に「税金の滞納をしていたり、借金の返済が滞っている人に送られる、滞納分を早く支払う事を要求すること」であり、通知または通知書とは「何かしらの事柄を相手方に知らせること」と思います。

経験上、現場で使う英語では「催告」とは、契約条項の履行を要求する内容のものや、契約内容とくに契約解除条項として使われています。「通知」とは連絡することそのもの、その手段や伝える書類という意味合いで使われています。

notice to cure/remedy: (治癒/是正すべき旨の催告通知)
契約書でよく使われる英文です。履行義務の遅延がある時に、その治癒や是正を一定期間内で行うことを要求する旨を通知し、その治癒、是正がその期間内に履行されない場合どうするか(どうなるか)を規定する時に使われます。

termination with/without notice:(催告あり/なしの解除)
殆ど契約書の解除条項や催告通知後に発生することを取り決める時に使われる英語です。

written notice:(書面による通知)
付け加える必要はないと思いますが、契約書には、(催告)通知は書面によることをきちんと規定していることを確かめられることをお勧めします。

「通知」の種類

先にも述べましたが、現場英語では「notice」は連絡することであり、特に英文契約ではその連絡方法を規定するのが一般的です。ちゃんと同意しておかないと不利になる場合がありますのでご注意ください。

registered mail(書留郵便)と certified mail(内容証明郵便):
国際郵便で日本の郵便でいう「内容証明郵便」というのはありません。英文契約では「registered or certified mail」という感じで書かれることが殆どで、意味合いは両方とも「書留郵便」の意味合いで使われます。

airmail(航空便): たまに「first class mail」と書かれている契約書を見ますが、国によってこの「1種郵便」の内容がことなります。契約書には連絡手段では「airmail」と書くほうが無難です。

via electronic mail (e-mail) / via facsimilie: (電子メール/FAXで):
海外では既にFAXを使っていないことがありますので、FAXを指定したいのであれば先方に確認することをお勧めします。また、確認コピーを送付するすることを書かれることをおすすめします。(下記はサンプル英語)

「via e-mail transmission followed by a confirmation copy」

postage prepaid: (郵便代金前払い)

reputable and recognized international courier service:(有名、認知度ある国際クリエサービス便):昨今の契約書では国際クリエでの催告通知を行うことを決めているようです。「有名、認知度がある」というのは、要請すれば「判取り」つまり受取署名された送り状のコピーを供給してくれるサービスをいいます。日本郵便のEMSや DHL, FEDEX, OCS, UPS, DB Schenkerなど。

契約書で使う「通知」方法のサンプル英文:
All notices or other communications required or desired to be sent to either of the Parties will be in writing and will be sent by registered or certified mail, postage prepaid, return receipt requested, or sent by reputable and recognized international courier service with charges prepaid.
*ここにある「return receipt requested」とは(受領証明要請付き)の意味です。郵便の場合この受領証明要請付きと明記した方がよいです。

次回から担保、保証、補償、保険等の英語について書く予定です。

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